HOME > WEB MAGAZINE > 「1ROOMからできる暮らしの空間大改造」#9

今回のテーマも最終回です。
Indigoの得意とする「オーダー家具」「古材家具」「古物雑貨のコーディネート」を
組み合わせて、ひと部屋(1ROOM)からでも、たとえ賃貸のお部屋でも
印象をがらりと変えて、そこで過ごす時間をもっと心地よいものにするための
空間として作り直すことを提案してきました。

最終回は番外編。
「1ROOM」の考え方をおうちではなく「旅先のホテル」に変え、
私たちが考える「心地よい空間」のエッセンスが、「ホテルの一室」で
どのように表現されるか、をご覧いただこうと思います。

今回改装するのは、沖縄 北谷町 砂辺にある人気ホテル
「HOTEL SUNSET AMERICAN」


今回お仕事させていただいたホテル「SUNSET AMERICAN」は
ダイビング・サーフィンスポットとしても有名な砂辺海岸が、まさに「目の前」。
全部屋「オーシャンフロント」で絶景が臨める、人気のホテルです。
1階には、コンセプトや内装が話題になった「新感覚のフードコート」。

県内の人気店舗が集まり、まるで海外のビーチにいるかのような空間で
海を眺めながらのランチに訪れたことがあるかたも多いのではないでしょうか?

空間づくりは「住むひと/営むひととのコラボレーション」
思いをたくさんうかがう、すでにあるものを活かし、
使うかたがやりたいと思っていることを「一緒に形にする」こと。

お話をいただき、改装する部屋を訪れたのは、
もともとのお部屋の内装をすべていったん「ゼロ」に戻した状態の時。

そこで私たちは、このホテルの経営をされているかたに
たくさんの「沖縄リゾートに関する思い」「夢」を聞かせていただくことになります。
ホテルのホームページをご覧になっていただくとわかるのですが、
「SUNSET AMERICAN」は非常にリーズナブルな価格帯のホテルです。
それは「できる限り長く、暮らすように沖縄に滞在して、沖縄を好きになってもらいたい」
という経営の「願い」が込められているからです。
たしかに、1階のあの「フードコート」も、観光、というよりは
沖縄というカルチャーの中で暮らしている感覚を私たちに与えてくれます。

そう、今回も私たちに求められていたのは「暮らすように」過ごす沖縄の空間。
すでに経営者のかた自身が部屋に取り入れたいとお考えになっていた
マテリアルなどもあり、その後、何度も足を運んでは、そこにこれから現れる
「ずっと沖縄にいたい!」と感じながら過ごす空間を想像し、内容を詰めていきました。



まずはシングルとツインをひと部屋ずつ。
Indigoだけで作りこむのではない、
コラボレーションだから生まれる新しい空間表現となりました。

ホテルという部屋の用途から、必ず備えなければならない仕様があります。
防災上の制約などもそうですが、鏡やデスクにもなるカウンターなど、快適に
過ごしていただくためにおさえるべきツボ、というものがあります。

例えばツインのルームには「目の前が全部海!」というロケーションですから、
ベッドに座った時に、窓からもそして視線を移した鏡にも海が映るぜいたくを
味わっていただこう、というふうに「ここにはコレを置きたい」という条件があるのです。

前提条件、は「部屋の特徴、性格」でもあります。
私たちの仕事はその「部屋の特徴や性格」と対話をし、
それを活かして、「さらなる魅力」へとつなげるための施工、コーディネートです。

採寸をしながら、ラフイメージを固めていく工程は
まさに「空間との対話」と呼ぶにふさわしい仕事です。

結果、作り上がったのがこちらの部屋たち。
「経営の方の想いやこだわり」「部屋の特徴、性格」「Indigoのキャラクター」
3者のコラボレーションによる「新しい空間」になったのではないかと思います。














今後も、ホテルとの空間づくりのお仕事は続きます(また、こちらでもご紹介しますね)。
次はどんな新しい空間が生まれるだろうと、私たちもワクワクしています。

みなさんの次回、沖縄、北谷での滞在が
「SUSET AMERICAN」のIndigoが、お手伝いしたお部屋になるなんて素敵な想像も、
わたしたちにとって、このうえない喜びです。


〜テーマ最終回に寄せて〜
これからも「住むひと」「営むひと」が求める空間づくりの中で
対話による「新しい価値づくり」を実現したい。

いかがでしたか?
「1ROOMからできる暮らしの空間大改造」、お楽しみいただけましたでしょうか?
暮らしをもっと心地よいものにするためには、
「大掛かりなことをする」ことが必要なことではない。

ひと部屋からでも、あるいはその部屋の一番特徴のでる「一画」に
こだわりを施してあげるだけでも、わたしたちの暮らしはより一層素敵なものになる。
それが私たち自身が得た発見でした。

そしてもうひとつ、私たちがあらためて思いを強くしたことが一つ。
Indigoがお手伝いする空間づくりにおいては「住むひと」「営むひと」との対話、
コラボレーションを大事にしていきたいということです。

「想像していたよりもずっと素敵!」な仕上がりのためには、
空間づくりをきっかけに、そこに関わる「人」どうしの対話がなによりも大切です。
around the tableもちょうど2年目が終了します。
その時点でこうした確信を得られていることは、
私たち自身にとっても非常に恵まれたことだなと思っているのです。

ということで、次回のテーマ・・・ですが、
このことに関しましては、別途場所をいただき、
発表させていただきたいと思います。お楽しみに!